台本と聞いて何を思い浮かべるでしょうか
舞台やミュージカル
色々な台本があります
テレビだったり
ものによってはYoutubeで
台本に沿って撮ってるものもあるでしょう
さて、出演者とスタッフで台本というのは
結構読み込みの意味が違ってきます
役者はその「台詞」から心情
注意書き(ト書と言います)から風景や環境を想像して
稽古から本番に臨みます
スタッフはと言いますと
基本的には流れを重視します
(私だけかもしれませんが)
なので台詞も全て把握するわけではなく
A→B→Cという台詞の流れに合わせて
照明や音楽を盛り上げたり
ト書に合わせた環境音を用意したりするわけですね
そう言ったものを毎回見ていると
どこでどう動くとかがなんとなくわかってくるものです
スタッフに求められるのは
「通し稽古」を見てからのスピードだと思っています
ものによっては本番前
早くても1週間前とかなんですよね
毎回稽古に行かないのか
という話ですが
前述の通りA→B→Cの流れを重視するため
細かい稽古というのは役者が流れと
感情や動きを覚えるための稽古
なので途切れ途切れなことがあるのです
そこらへんはスタッフ向きの稽古ではないんですよね
むしろ通し稽古で全体の流れを見て
それを「台本」に書き込んでいくわけです
これをキッカケの記入とよく言っています
このキッカケが重要で
スタッフが本番中に台本を確認しているのは
このキッカケの重確認というわけです
頻繁にA(台詞)→B(曲)→C(効果音)
といったものをチェックするのです
なので、全部覚えるというより
内容の把握を重視するんですよね〜
もちろん役者は台詞把握(暗記)なので
読み込み方は違いますが
「読める」人が表現力があると言われるわけですね
ちなみにですが
スタッフは重視するものが「流れ」であって
セリフを覚えていないわけではないので
そこは注意
スタッフによっては全て暗記している人もいます
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