本番のお話

スタッフ
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舞台とイベントと音響さんのお話です

 

まず、このご時世開催したことと

来ていただいた事がすごいなぁと思いました

対策を十二分に打っているとはいえ

0ではないのでどうなることかと思いながらやっています

(まだあと3回あるんですが肝は冷やしながら・・・)

*終わるまではショート日記で更新します

 

当日の流れ:仕込み

仕込みというのは舞台上などの準備ですね

打ち合わせしている「仕込図面」に基づいておこないます

劇場のスタッフがやってくれるものもありますが

基本は自分で準備します

借りるものと持っていくものを事前に連絡しているので

+当日必要なものがあればお願いする感じですね

劇場のものを使う費用は主催負担です

なので持ち機材がなくても音響はできます

ただし劇場にあるものも限りがあるので

ちゃんと打ち合わせしましょう

 

過去に「これを借りたいんですが・・・」

「アンプは持っていますか?」

「持ってないので使えませんね」

ということがありました

 

当日の流れ:配線

これは劇場により違うのでなんともいえませんが

音の元(PC・CD・マイクなど)からミキサーそしてスピーカーですね

スピーカーの前にアンプを繋がなければいけなかったり

元とミキサーの間にマルチタップを挟んだり

ミキサーとスピーカーの間に同じくマルチタップを挟んだりします

どちらもどこからどこまで音が流れているかの把握が大事です

複雑なものでなければちゃんと辿りましょう

 

当日の流れ:チェック

音が出るかどうかのチェックですね

前述の配線が合っているかのチェックです

今回はマイク全6本、PCだったので

マイクからスピーカーに出るかのチェック

PCの音がスピーカーから出るかのチェック

音量の調整(大きすぎないか小さすぎないか)

ですね

マイクはチェックの時にハウリングしないかもチェックします

「チェック、ワン、ツー」と言いながら

チェック:硬い音・高い音

ワン:低音・大きい音量

ツー:高音・小さい音

を発してハウリングするのであれば

スペクトラムアナライザ

こういったものをアプリで入れてると便利

これで集音しながらハウリングしたら突出するので

その部分をイコライザーで下げます

ハウリングの仕組みは別の機会に

 

同じ要領でPCもチェックします

音を再生してみて配線が間違えてないかをみていきます

最初は小さい音で!

大きい音でやってしまうとスピーカーの破損や

近くにいた人の耳を痛める可能性があるので

小さい音を流しながらゆっくり音を上げていきます

そして一番大きい音を決め

他の音のバランスをとっていきます

CDだと個別の調整ができなくなるので

ミキサーのフェーダーをどこにするのかを記録していく感じですね

 

当日の流れ:リハーサル

本番と同じように現場でやっていきます

この前に舞台だと場当たりという

組んだ舞台に慣れる・確認する作業などが合ったりします

演劇だとこの後に本番の予行演習ゲネプロというのもやります

それは舞台の話の時にでも

練習していたものを現場で合わせていく作業なので

問題なければ進めていきます

何か問題があれば止めますが基本は止めずに最後までやっていきます

 

当日の流れ:本番

お客さんが入って演目をこなしていきます

アクシデントもありますがよっぽどのことがない限り

最後まで演目をやり切ります

そのためにリハーサルなどをしていますからね

よっぽどの事故で止まった演目も合ったりしますが

(たとえば地震だとか)

そういったことが起こらないように

現場は心血を注いでいます

 

当日の流れ:撤収

数日に跨る舞台でなければ大体が

その日仕込みのその日撤収です

仕込みと逆で壊れていないかチェック

マイクの音はちゃんと出るままか?

スピーカーは壊れてないか?

チェックが終わると

スピーカーの電源を切って結線を外して

元あった場所に片付けてお疲れ様でしたです

後は無事に帰宅して本番は終了です

 

最後に

スタッフの裏側はこんな感じですね

もちろん現場によっては仕込みもないイベント

仕込みに数日かかるイベント・舞台もあります

今回は「その日入り・その日バラし」のイベントでした

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