![](https://www.tonclares.com/wp-content/uploads/2021/07/blog0003-1024x707.png)
舞台音響の所有している音源
どれくらいのデータと容量を使っているかをお話ししましょう
まずは曲関係
![](https://www.tonclares.com/wp-content/uploads/2021/07/blog0002.png)
曲(BGM)については414.13GB
ありました
ボクの所有しているBGMなどの数です
この中には自分の聞く曲も含まれているので
純粋な仕事用は7割くらいですが(約280GB位?)
曲数は万を超えています
この曲の数は有りものからその舞台オリジナルの楽曲もあります
そしてここからが重要なのですが
ほとんが(.aiff .wav)となっています
つまり圧縮されていません
なので容量を食っています
仕事では(.mp3)は基本扱わない
なぜでしょうか?
(.mp3)についてですが非可逆圧縮方式になっています
よくわからないので分解してみてみましょう
非・可逆・圧縮です
簡単に戻すことができない圧縮
つまり元の音を圧縮しています
なので一部をカットしている音源なので
舞台等の仕事では扱わないのです
また、戻すことができないので
一度.mp3にした場合
アプリやiTunesなどで.aiffや.wavに変換はできますが
カットした部分は戻りません
舞台等の仕事はスピーカーで大音量に増幅します
この時にカットしている部分も例外ではないです
このカットしている部分はフォーマットによりますが
16kHz以上です、以下参考画像を交えて
![](https://www.tonclares.com/wp-content/uploads/2021/07/d11b2a1faa4a24286d310e2605a9d8bd.png)
こちらは普通のaif音源になります
20kという部分まで赤いバーがあります
![](https://www.tonclares.com/wp-content/uploads/2021/07/df626e6420149f61821bf57ef7b99856.png)
所有するmp3音源です
この画像だと14kHzもちょっと薄いですね
この部分は可聴域かと言われると微妙ですが
なんとなく「奥行きがない」感じだと思います
僕はそう感じます
これをスピーカーで増幅すると
いわゆるシャリシャリした音と呼ばれます
なので有りものを使うならば
.aiff(Mac標準)か.wav(Windows標準)で取り込みをするといいと思います
作曲者からオリジナル音源をもらう場合も
.aiffか.wavで貰ってください
容量がなくて.mp3で稽古していたとしても
音響さんに.aiff(もしくは.wav)を渡すようにしてくださいね
mp3使えないは絶対ではない
ここまで書いておいてどうかと思いますが
絶対にダメではないです
音源がそれしかない場合は使うしかないため
そのまま利用する場合があります
もしくは音響の方から代曲の提案をすると思います
フリー音源について
インターネットにはフリー音源があります
フリー音源は基本的には.mp3で公開されていると思います
フリー音源は商用利用などの規約があるので
そこを遵守していただいた上で利用するようにしてください
また、ものによっては製作者に依頼して.aiff、.wavを提供してくれるかもしれないので
連絡してみてください(有料の場合があります)
コメント