僕が舞台に奔走していた時代のお話です
役者になる前は普通に一般企業に就職していました
そして退職、アルバイトと並行で役者・スタッフをしていました
まず、社会人時代の話をしましょう
社会人の利点は「お金と保険」です
賃金と賞与、保険と税金面を会社が計算するのでかなり助かります
ただし、「時間」を作りづらい
なので僕は少量の貯金をして退職しました
この「時間」ですがお芝居用の時間はかなり厳しいです
体力的・精神的にもできなくはないですが
相当大変であることは間違い無いです
それを補って余りある財力になります
もちろん社会人は無理だ!というものではありません
できた方がかなり強いです
そもそも資金面で役者は苦労します
資金力がなくて諦めることの方がおおいので
できるならば社会人と役者の二足のわらじが
最適解になるでしょう
休みも週休2日取れるのならば
そこにレッスンや稽古を当てる形になりますね
注意すべきは退職した場合です
住民税・国民健康保険・厚生年金が
前年度の収入で計算されるので
退職するとそれが一気にかかってきます
社会人で辞める場合は必ずそこを頭に入れておいてください
また、確定申告のラインがあるので
チケットバック等の収入はしっかり把握しましょう
社会人は資金面だかなり強い
税金等も
ただし、時間がかなり限られている
辞めた時の税金に注意
役者業での収入と確定申告もチェック
アルバイトの利点は社会人の逆で「時間の自由度」です
基本はシフト制になると思います
週何日・何時間を決めることができるので
役者で生計を立てれるとこっちの感覚になるので
そう言った前勉強にもなると思います
また、ある程度時間を拘束されますが準社員などだと
保険に入れる場合があります
そうなると社会人と同じで税金と年金を会社に負担してもらえます
これはかなり大きいです
一時期僕はこの保険に入れてもらいながら舞台をやっていました
前もって予定を告げる等すれば融通を聞いてもらえるバイト先だと
保険と時間をダブルで確保できるので
ほとんどの人はこれを目指すと思います
やっていた仕事はファミレスや居酒屋などになります
夜遅い時間帯もやっていれば
その時間に入れますし
深夜料金で金額が高かったりします
またコンビニなどは夜勤の給料が良かったりするので
調整できるのであればいいと思います
あとは日雇い派遣
毎日のやり取りで翌日の仕事を決めたりする形が多いと思います
なので入れなければ断るとうのやりとりも
「断り方」の練習になるかもしれないです
本当に毎日、出動可否の連絡が来るので
面倒くさがりには大変かもしれないです
日雇い派遣は毎日違う現場・違う内容なので
飽き性には向いているかもしれません
仕事の種類も多岐にわたります
アルバイトは時間の自由度が高い
場合によれば保険に入れる
深夜帯の仕事があり時給がちょっと高い
日雇い派遣も視野に入れるのはあり
これは一概には言えませんが
役者をする以上人と関わるのは避けれないからです
声優を目指す人も関わります
よく「人と接するのが苦手で」というのがありますが
まずマネージャーと人間関係が生まれます
またオーディションは見知らぬ人の前で表現をします
収録も一人はまず無いです
なので接客業で人と接することに慣れる方がいいです
そんなこんなでバイトの話でした
いろいろなケースを紹介しました
いずれも僕が体験した話です
夢を追う人の参考になれば幸いです
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